黒柳徹子さんといえば、日本のテレビ界の生きる伝説として広く知られています。91歳という驚異的な年齢で、なおも現役として活躍し続ける彼女。しかし、最近、彼女の老後についての話題が世間を騒がせています。特に、超高級老人ホームへの入居や、認知症に関する噂が浮上し、さらには彼女自身が暴露した“終活”の内容が話題を呼んでいます。
黒柳徹子さんといえば、長寿番組『徹子の部屋』での活躍が有名です。来年で放送50周年を迎えるこの番組は、同一司会者によるトーク番組の最多放送回数としてギネス世界記録を更新中です。1953年にテレビ放送が始まって以来、70年もの間、テレビ出身の女優第一号として、女優や司会者として幅広い活動を続けてきました。
しかし、最近、彼女の体力的な限界が見え始め、番組の収録現場でもゲストとの会話がスムーズに進まないことが増えてきたといいます。編集技術でカバーしているものの、年齢による影響は避けられません。
そんな徹子さんが興味を持ち始めたのが、都内にある超高級老人ホームです。この施設は、一流ホテルの食事を日替わりで楽しめる上、大病院と連携している国内最高峰の施設で、70歳で入居すると前金2億円という驚くべき金額です。
しかし、徹子さんがこの施設に興味を持った理由は、豪華さや便利さだけではありません。実は、この老人ホームが彼女の住まいから近いことが大きな理由の一つだと言われています。やはり、徹子さんはお金や豪華さよりも、思い出や愛着を大切にする方なのですね。
認知症についての噂も、徹子さんの将来に対する懸念をさらに増幅させています。最近の番組収録では、ゲストとの会話の聞き間違いや、会話が続かないことが増えているとのこと。編集でカバーしているものの、その限界が迫っていると言われています。
彼女自身も、自身の体調の変化を感じているようで、老人ホームのパンフレットを集めるなど、将来への備えを始めていると報じられています。しかし、そんな中でも彼女は、「まだ3年くらいは仕事を続けたい」と語り、意欲を見せています。
このような状況下で、女性学の第一人者である上野千鶴子さんが、2024年5月20日に放送された『徹子の部屋』で徹子さんに投げかけた言葉が話題を呼びました。上野さんは、「認知症になってもテレビに出続けてほしい」と語り、これは単なる厳しい言葉ではなく、社会とつながり続けることの重要性を訴えたものでした。
この言葉には、多くの視聴者が共感し、徹子さんが認知症になっても番組を続けてほしいという声が上がりました。
そんな中でも、徹子さんは新たな挑戦を続けています。42年ぶりに発表された著書『続 窓際のトットちゃん』が大ヒットを記録し、出版界でも話題となりました。この本は、発売後すぐに50万部を突破し、2024年の上半期で最も売れたタレント本としてオリコンランキングで1位を獲得しました。91歳10カ月という年齢での受賞は、歴代最年長記録です。
徹子さんはこの本について、「11歳から38歳までの私の成長物語です。とにかく色々と失敗してばかりなので、笑ってもらえたら嬉しいです」と語り、彼女の等身大の姿を見せることに成功しています。
黒柳徹子さんは、自らの終活についても言及しています。彼女は、今後も社会とつながり続けることを意識し、どんな形であれ、視聴者にメッセージを届けたいと考えているようです。彼女の言葉や行動は、年齢を重ねても新しいことに挑戦する勇気を与えてくれます。
91歳という年齢を迎えても、まだまだ新しい挑戦を続ける黒柳徹子さん。彼女の生き方は、私たちに年齢に関係なく挑戦し続けることの大切さを教えてくれています。
そして、彼女の姿を通して、認知症や老後に対する偏見や不安を少しでも和らげることができるかもしれません。
これからも、徹子さんの新たな挑戦に目が離せません。彼女がどんな形であれ、私たちに希望と勇気を与えてくれることを信じています。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=4zUXGIvpRgI,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]